ゲームを作る (2/2)〜 簡単なゲームを作ってみる 〜 トップ / ソフト・ゲームを作るには
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ゲームを作る(1/2) - 市販のソフトで製作する プログラミングをする前のページで挙げたようなソフトを使っても作れない場合、自分でプログラムを書くという方法があります。 まずは、「ソフトを作ってみたい」のページを見たり自分で調べたりして、 少しプログラミングの知識を持っていた方がいいと思います。 |
じゃんけんまずは、じゃんけんを例に挙げてみたいと思います。 このじゃんけんゲームを作るにあたって始めにすべきことは、まずゲームのルールを整理することです。 整理していないがために、些細なことを書き忘れてしまったりするので、 情報をまとめることは大事です。
この3つに分かれると思います。それぞれ個別にみていきましょう。 |
プレーヤー始めはプレーヤーに「グー」「チョキ」「パー」を決めてもらいましょう。 疑問に思う方もいるかもしれませんが、ここでます大事なことは、 コンピューターとプレーヤーの出す手を「必ずしも同時に決める必要はない」ということです。 コンピューターは人間と違って、相手が出した手を無視して完全にランダムに出来ますので、 それが不正となることはありません (逆にこれを利用して、いかさまのじゃんけんも作ることも出来ますが)。 だから、始めにプレーヤーに手を出してもらって、その後にコンピュータが手を決めればよいということです。 もちろん、その逆でも構いません。 もう一つ重要なことは、「どうやってプレーヤーの手を決めてもらうか」ということです。 上のようなボタンなどは、大抵簡単に作ることが出来ますので、 これらの方法は、ほぼどんな開発のソフトや言語でも、簡単に利用できます。 |
コンピュータコンピュータは「グー・チョキ・パー」からランダムに手を選びます。 ランダムというと難しそうですが、大抵は「乱数」を発生させる命令が付いていて、 これを使って、簡単に選ぶことが出来ます。 乱数は、例えば、設定した「下限」と「上限」の間から コンピュータがランダムに選んだ数などのことです。 |
勝敗を判定する「勝敗を判定する」というのは、いちばん重要なところです。どのように判定するか考えてみましょう。 単純な発想で考えると、「すべての通りを調べる」という方法があると思います。 つまり、プレーヤーは「グー・チョキ・パー」の3通り、コンピュータも3通りの、 3掛ける3は9通りすべてを調べる方法です。 この場合、9通りと比較的少ないので、この方法でもいいでしょう。 ここで、プレーヤーの手とコンピュータの手の種類で「分岐」させてみたいと思います。
このように勝敗を決めます。 |
最終作業あとは、これをプログラムに翻訳しまが、 どのような環境で作るかによって違ってくるのでここでは挙げません。 調べる為のキーワードとしては、「入力」「乱数」「分岐」といったところだと思います。 どのようなゲームでも、このような流れで作っていくことになります。
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2006/2/20 更新 |