ゲームを作る (1/2)

〜 市販のソフトで製作する 〜

目次

ゲームを作る(1/2) - 市販のソフトで製作する
ゲームを作る(2/2) - 簡単なゲームを作ってみる

ゲームを作るには

 ゲームを作るには「市販のゲーム製作ソフト」を使うのと、 一から「プログラミング」をする、二つの方法があります。

 手っ取り早く作るには「市販のゲーム製作ソフト」の方が簡単です。 余分な機能もなく、説明書も読みやすいので、容易に作ることが出来ます。 一方、「プログラミング」をするのは大変なことです。 しかしその反面、ほぼどんなゲームでも自由に作ることが出来ます。

 まずは、ゲーム製作ソフトから取り上げていきたいと思います。

どんなゲームを作るか

 まずは、「どんなゲームを作るか」ということを考えることから始めます。 なぜなら、ゲーム製作をするソフトというのは、ノベルならノベル、RPGならRPGとそれぞれのゲームに特化しているからです。

アドベンチャー・ノベル

 アドベンチャーゲームやサウンドノベルなどを作るソフトは、 フリーも含めたくさんのソフト出ています。 また、ゲームの中では一番簡単に作ることが出来ます。

 アドベンチャーやノベルというのは、基本的に背景と文章を組み合わせて物語を作っていくものです。 そこにいくつか選択肢を加えるとアドベンチャーになります。

 アドベンチャーゲームを作るソフトでは、 Winゲームかんたん制作委員会のフリーソフト「コミックメーカー」が比較的有名だと思います。 「コミックメーカー」を使うとアドベンチャーやノベル系のゲームを作ることが出来ます。

アドベンチャーゲームについてもう少し詳しく

RPG

 ご存知かもしれませんが、RPGというのはロールプレイングゲームのことで、 今では一般的には、フィールドやダンジョンを歩き回って、 アイテムを取ったり敵と戦ったりするゲームのことをいいます。

 RPGはプログラミングの中ではもっとも難しい部類に入ります。 しかし、「RPGツクール」(有料)というソフトを使えば、 一から作るよりもはるかに簡単に作ることができます。 アイテムならアイテム・敵キャラなら敵キャラの設定をすればいいので簡単で分かりやすいです。 また、システムもいじれるようなので、高度なことも出来るみたいです。

(どうしてもRPGをプログラムから書こうという方は、 まずは、簡単なゲームから作っていくをおすすめします。)

アクション

 アクションゲームは、主に横スクロールの画面で敵を倒しながら進むものを思い浮かべると思います。

 アクションゲーム専用の製作ソフトも多少はありますし、 「スーパー正男」のように簡単にコースを作ることができるものもあります。

 アクションゲームに向いているプログラミング言語に豆乳があります。 プログラミングの知識が多少は必要なようですが、 シューティングゲームの作り方など基本的なところから解説もありますので、 初心者でもとりあえず始めることができると思います。
アクションゲームを作るには、HSPなど他の言語と比べるとより簡単に作れるのではないかと思います。

その他の種類のゲーム

 他にもシューティングパズルシミュレーションなど さまざまな種類のゲームがありますが、これらを作るためのソフトは少ないと思います。 (シューティングならあるかもしれませんが) なぜなら、上のようなゲームは、内容によってシステムが大きく異なってくるからです。

 しかし、パズルやシューティング(あるいは内容によるが、シミュレーションも)というのは、RPGやアクションに比べて、プログラミングをして作るのは簡単です。 どうしても作りたい方は、プログラミングを学ばれてはいかがでしょうか?

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2007/1/5 更新